当協議会では、2010年4月に、研究誌『SFJ 金融・資本市場研究』を創刊しました。
本誌は、流動化・証券化分野を中心としながらも、広く金融分野を視野に入れた学術的研究の推進と人材の育成の観点から創刊し、流動化・証券化および金融・資本市場に係る法律分野・経済分野等に係る論考を中心に掲載している公刊物です。
2010年10月には第2号を発刊し、掲載内容は下記のとおりとなっています。
※在庫切れのため、現在は配布していません。あらかじめ、ご了承下さい。
『SFJ 金融・資本市場研究』第2号(2010年10月発刊)掲載内容
- ・「将来債権の流動化とオリジネータの倒産」
山本 和彦(一橋大学大学院法学研究科教授)
- ・「イスラム法の下でのデリバティブ(1)―オプション取引」
弥永 真生(筑波大学ビジネス科学研究科教授)
- ・「ノンバンク規制と債権流動化」
高橋 正彦(横浜国立大学経営学部・大学院国際社会科学研究科教授)
- ・「日本とアジア域内のプロ向け債券市場創設提言 −日本とアジア独自のユーロボンド市場創設構想−」
犬飼 重仁(早稲田大学法学学術院教授)
- ・「銀行の企業統治」
河村 賢治(関東学院大学経済学部准教授)
- ・「再生債務者が設定した集合債権譲渡担保権の実行手続中止命令 −民事再生法31条の担保権者に「不当な損害を及ぼすおそれ」の該当判断を中心に−」
平野 眞由(学習院大学法学部法学科非常勤講師)
- ・「新貸金業法の完全施行が消費者ローンABSにもたらす影響」
橋本 円(ブレークモア法律事務所 弁護士)
- ・「欧州銀行とシャドーバンキング」
北原 徹(立教大学経済学部教授)
- ・「証券化とリスク・再考」
川北 英隆(京都大学大学院経営管理研究部教授)
- ・「再証券化商品の構造と金融危機 −倒産隔離措置の効果と希薄化について−」
深浦 厚之(長崎大学経済学部教授)
- ・「欧州カバードボンド制度が我が国ストラクチャードファイナンス分野に与える示唆」
小林 正宏(独立行政法人住宅金融支援機構 住宅総合調査室 主任研究員)
(掲載順・敬称略)
『SFJ 金融・資本市場研究』第1号(2010年4月創刊)掲載内容
- ・「清算機関とネッティング」
神田 秀樹(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
- ・「金融危機後における証券化研究のあり方」
小野 傑(一般社団法人 流動化・証券化協議会専務理事、 西村あさひ法律事務所 代表パートナー弁護士)
- ・「流動化・証券化の展望」
小林 秀之(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)
橋本 円 (ブレークモア法律事務所 弁護士)
- ・「金融危機後の金融規制に関する一考察」
森下 哲朗(上智大学法科大学院教授)
- ・「TOBルールをめぐる欧州からの『示唆』」
渡辺 宏之(早稲田大学法学学術院教授)
- ・「中小企業債権の流動化を巡って」
市川 千秋(白鴎大学経営学部教授)
(掲載順、敬称略)